第24回受賞発表会
 
2012/12/15
 
 第24回受賞発表会と記念パーティーは2012年12月15日、東京・お茶の水の連合会館に70名が参加して行われ、受賞した3分野から4人が講演しました。
 講演要旨は、後日発行予定の、ニュースレター第7号に掲載します。受賞理由は別紙をご覧下さい。


 ● 松沢弘さん
        (フジサンケイグループの合理化政策・労働組合潰しとの闘い)
 
 松沢弘さんは、フジサンケイグループで、経営陣と一体化した産経労組に反対し、闘う労働組合をめざしてきた41年間を報告、反リストラ産経労を結成したことで、不当な配置転換と懲戒免職処分をうけて以降19年間闘ってきたこと、10月25日、不当労働行為を免罪する高裁の不当判決が出たが上告して闘うとのべました。

 
 ● 根本がんさんと相沢一正さん (東海村での反原発闘争)
 
根本がんさん  
相沢一正さん  
 根本がんさんと相沢一正さんは、力を合わせて東海原発と50年にわたって闘ってきました。根本さんは一人の漁師から始まった反対運動の歴史を紹介、相沢さんは核兵器と原発は双生児であり、平和利用は成立しないなどとのべ、二人とも、今の運動の盛り上がりを今度こそ後退させず、原発をなくさねばならないと述べました。

● 神田香織さん (講談で社会問題を訴える活動)
 
神田香織さん  
講談サロン香織クラブのみなさん  
 神田香織さんは、社会問題を講談で訴える活動、社会に訴える講談師育成の活動、NPO法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」の活動がすべて評価されて受賞したことの喜びを述べ、その後、講談サロン香織クラブの皆さんが登壇して江戸しりとりを披露しました。