第22回受賞発表会
 
2010/12/11
 
 第22回受賞発表会と記念パーティーは2010年12月11日、東京・お茶の水の総評会館に70名が参加して行われ、受賞した3団体が講演しました。
 講演要旨は、後日発行予定の、ニュースレター第5号に掲載します。受賞理由は別紙をご覧下さい。


 ● 人権と報道連絡会 (マスコミ報道による人権侵害との闘い)
 
 山際永三さんは、25年間にわたる活動を紹介しながら、マスコミが世論を扇動し事件と犯人を作り上げてきた1960年代からの日本の状況を糾弾し、検察や警察などの国家権力と民衆の間にある「マスコミの犯罪」に目をむけるべきだと述べ、報道による人権侵害と闘い続ける決意を述べました。

 
 ● 山谷労働者福祉会館活動委員会
                          (日雇い労働者の人権・生存権のための闘い)
 藤田五郎さんは、山谷に根を下ろし、日雇い労働者自身による連帯と生存権確保のために闘っている活動を、映像を使いながら紹介しました。夏祭りの様子、皆で作る食事の様子、公園からの追い出しや空き缶条例との闘い、生活保護獲得のための自治体闘争など、命を守ること、生活すること、闘うことが一つになった報告でした。

● 柏崎刈羽原発反対地元三団体 (柏崎原発反対闘争)
 
 武本和幸さんは、1960年代末からはじまる40年ちかい闘いを映像を使って紹介しました。地震源の上に建てられた原発が2007年の中越沖地震で設計値の何倍もの振動にさらされ、甚大な被害を受けたにもかかわらず、運転再開を強行した政府、東京電力の無謀なやり口が、詳細な資料によって暴露されました。

● 発表会のあと、恒例のパーティ