第25回受賞発表会
 
2013/12/14
 
 第25回受賞発表会と記念パーティーは2013年12月14日、東京・お茶の水の連合会館に50名が参加して行われ、受賞した3団体が講演しました。
 講演要旨は、後日発行予定の、ニュースレター第8号に掲載します。受賞理由は別紙をご覧下さい。


 ● 原子力発電に反対する福井県民会議
        (集中立地県での原発反対闘争)
 
 松下照幸さんは、極端に原発に依存している現状では、危険を指摘して反対するだけでは運動は広がらないこと、住民じたいが再生可能エネルギーを生み出し、地域の自立を勝ち取っていくことを通して、原発依存から抜け出す展望を切り開こうとしていると述べました。

 ● 渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
        (野宿者など持たざる者の生存権のための闘い)
 
 黒岩大助さんはノーベル賞や文化勲章なら返上するが、この賞はぜひとも貰いたかったと言ってくださいました。そして、2020年の東京オリンピックも見据えて、「持たざる者」への排除攻撃が強まっていること、野宿者当該と支援者という壁を乗り越えて闘いを作らねばならないと述べました。

● ヘリパッドいらない住民の会
        (米軍ヘリパッド建設反対の闘い)
 
 石原岳さんは、美しい森を破壊してヘリパッド建設が強行されている現実を出来るだけ沢山の人に見て、感じて貰いたい、そのためには、美しい自然を観察するでもいい、何か楽しいことがあるようだでもいい、まず、沢山の人に高江に来てもらうことを通じて闘いを拡大していきたいと述べました。

 

 
 偶然、同じフロアで行われていた管理職ユニオンの集まりに呼ばれていた福島みずほさんも、パーティに参加してくださり、弁護士時代の先輩で、後輩思いでやさしかった多田謡子弁護士に世話になった話などを紹介してくださいました。ありがとうございます。