当基金代表・佐伯千仭先生を追悼します

多田謡子反権力人権基金運営委員会
2006/09/26

 多田謡子反権力人権基金の設立以来、代表をお願いしていた佐伯千仭先生(立命館大学名誉教授・弁護士)が、さる9月1日、お亡くなりになりました。先生は1933年の滝川事件で、滝川幸辰教授の免官に抗議して京都大学を辞職、戦後は松川事件、東京中郵事件、都教組事件をはじめ、国家権力の横暴から民衆の権利を擁護する弁護士活動を続けてこられました。当基金の発足にあたり代表就任を快諾され、当基金の活動を支えていただいた先生のご冥福をお祈りいたします。