崔善愛さんからの贈り物(第2回)
 
室内楽の素敵なコンサートはいかがですか?
チケットの代金が闘う人々の支援に使われます!
 
多田謡子反権力人権基金運営委員会 
2008/09 
 
 在日3世のピアニスト崔善愛(ちぇそんえ)さんは、おつれあいでチェリストの三宅進さんと一緒に、室内楽の素敵なコンサートを長年続けていらっしゃいますが、このたび10月26日のコンサートチケットを、多田謡子反権力人権基金に寄付してくださいました。下記にしたがって応募いただいた方に、崔さんが寄付してくださったチケットをお送りいたします。
 4月27日の一回目の「贈り物」にはたくさんの方々から応募があり、当基金への大きな支援となりました。
 今回の主な演目はショパン。強大な近隣諸国に蹂躙された祖国ポーランドを思いながら、異境パリで紡ぎ出された名曲の数々を、「ショパンの手紙」とともに味わってみませんか。
 素敵な室内楽が堪能できて、それが闘い続ける人々を支援することにつながります。これは大変にお得なことではないでしょうか。今回もまた、たくさんの皆さんからのチケットの申し込みが寄せられますよう、お待ちしております。
 
”室内楽はいかが?” vol. 12 「ショパンの手紙」
 
・10月26日(日) 午後2時開演
・会場 東京文化会館小ホール(東京・上野公園内)
 
 プログラムの詳細はこちらをご覧下さい。
 
 
応募方法
 
 郵便振替用紙に コンサートチケット希望と明記して、下記口座まで、1枚につき4,000円を振り込んでください。住所、氏名を忘れずに…。
 差し支えなければお電話番号とメールアドレスもお知らせ下さい。
 
(注!!)この企画は2008年10月に終了しています
 
口座名   多田謡子反権力人権基金
口座番号 00110−2−356484
 
 郵便振替は到着まで日数がかかります。10月10日までに振り込んで下さい。
 この件についてのお問い合わせは下記までメールにてお願いいたします。
 (↑画像です。ご注意ください。)
 

 
崔善愛さんのご紹介
 
 崔さんは、戦後一貫して続いてきた外国人登録証への指紋押捺を拒否したために、ピアノの勉強のために留学するに際して、当時の法務省から再入国許可を得られないまま出国することを余儀なくされました。
 生まれた地である日本に再び帰る権利を奪うという、許すことのできない扱いを受けながら出国した崔さんは、長い裁判を闘い続け、世論を動かし、非人間的な指紋押捺制度を廃止させる闘いに大きく寄与されました。
 多田基金の受賞発表会には何度も来てくださってお話していただいています。